各部門のご紹介 section

受付事務部門 reception desk

当院へ受診される方へ
当院はスポーツ整形外科と一般の整形外科の患者さんが受診されるクリニックです。手術希望や痛みが長くとれないなど受診者の特徴も様々です。火曜日から土曜日まで原則として予約制で診療しています。急なケガや試合が近い方などはお知らせください。手術が早く終わる日など予約外での診療が可能な場合もあります。当院は手術を行っているため、一日の外来時間が短く設定されています。予約時間に来院されても多くの患者さんを診ていくため待ち時間が少なからずあると思います。恐れ入りますがご了承ください。一度、他院受診された後に来院の方も多く受診されます。以前MRIやCT等検査を受けられた方はなるべく持参して下さい。また膝や足のトラブルがメインのスポーツ選手は日頃練習や試合に使っている靴も持ってこられる事をオススメしています。

受付部門

リハビリ室部門 rehabilitation department

スポーツ復帰を目的とされる患者さんが多いため、スポーツに必要な動きを獲得することをリハビリテーションの最終目標としています。そのため、患者さんが自主的に取り組めるよう即効性があり、かつ持続性を伴うエクササイズを積極的に指導しています。当院のリハビリテーションの魅力は、怪我をしてからスポーツ復帰もしくは職場復帰まで長期的に患者さんをフォローすることだと感じています。リハビリテーション室をのぞいてみると、患者さんの年齢層も若く、実際に自主的にトレーニングに取り組んでいただき明るい雰囲気です。現在取り組んでいる新しい仕事内容としましては、エクササイズのプログラム立案や評価、治療に生かすよう理学療法士がエコー(超音波診断装置)を使用し勉強しています。常に新しい技術を用い患者さんのスポーツ復帰をより良いものにするために改善していきたいと考えています。

リハビリ部門

看護部門 nursing department

当院のナースは聴診器を持っていません。また、患者の年齢が若いということもあり、療養上の世話はほとんどありません。業務としては病棟、外来、手術と分かれますが、外来では診療上の補助という名目で、ナースは問診をとり、身体所見をとり、超音波も操り、当院特有の役割があります。また、注射等の介助はもちろん、患者(選手)のスポーツ復帰に向けてのテーピング指導も行っています。スポーツに特化した部分が多い為、スポーツに興味のある方、看護師としてスポーツに携わりたい方にとっては非常に楽しい職場です。患者と向き合える限られた時間の中で情報収集をし、求められている事にはすばやく気付けるよう心がけています。患者さんそれぞれの目標に向けて少しでも力になりたいと思い、仕事に励んでいます。

看護部門

スポーツ整形外科部門 sports orthopedics

最新の治療について
当院では超音波を用いたHydrorelease(ハイドロリリース)も行っています。ぎっくり腰(急に発症した腰痛)などには当院ではまず行う事が多い最新の治療です。長年痛みが取れなかった方、しびれで困っている方、関節の動きが悪かった方など、つっぱっている筋肉や神経を水圧により動きやすい状態にします。数分で症状が大きく改善する最新の治療です。また水で行うため副作用が殆ど無い処置となります。近年、痛みのメカニズムの解明が進み今まで改善品しなかった領域まで治療可能となってきました。当院では神経blockや硬膜外blockなども行っているため、ハイドロリリースを行う、それで効果なければblockを行うなど、治療方法の選択肢が増えてきています。肩が固くなった方への治療法も以前は関節内の注射とリハビリで行っていました。最近はマニプレーションといって肩を支配する神経を一時的に麻痺しておいて動きを正常化する処置も毎週行っています。遠方の方でも治療回数が少ないのが利点です。リハビリでは2018年よりショックウェーブ(体外衝撃波)といって組織の治癒を推進したり、筋肉の緊張を減らしたりする装置を使った処置とリハビリとを併用しながら早期のスポーツ復帰を目指しています。手術については内視鏡手術を開設以来行ってきましたが、最近では超音波を見ながら行う手術が増えてきました(超音波下手術)。分裂膝蓋骨やアキレス腱症、その他の腱付着部炎などを対象としていますが今後大きく進歩すると考えられる分野です。

スポーツ整形外科部門

手術部門 surgical department

火曜日から金曜日まで毎日手術があり、肩、膝の内視鏡手術を中心として骨折や日帰り手術なども行っています。早期回復を目指す為、患者さんに合った最善の環境を医師と共に考え日々改善しています。術前にはDVDなど使ってどういう内容の手術かをわかりやすく説明し、腰椎麻酔の方には術中の内視鏡モニターを見ながら医師や看護師が解説する事も出来ます。音楽も手術室に流し、緊張や不安を減少して頂けるように取り組んでいます。

手術写真