PFC治療について PFC treatment

ケガを治す新しい治療

PRP治療(濃厚血小板血漿)がプロ野球選手の肘靭帯損傷に使われていることが報道され、多くのスポーツ選手の注目を集めています。治療効果として期待されているのは濃厚血小板血漿に含まれる成長因子です。成長因子は傷の治りや靭帯、筋肉などの組織の治癒を進める役割をしており、損傷した組織をもっと早く、もっとより良い状態にするために投与しますPRPの効果についてはまだはっきりしていませんが、スポーツでの損傷が早く治る、変形性膝関節症の痛みが減るという研究結果が出ているものもあります。

PRP治療と PFC治療の違いPRPは自分の血液から遠心分離して成長因子を多く含む血漿であり、血小板と白血球を含んでいます。それを患部に注入します。また遠心分離機があれば病院内で作ることができます。PFCは自分の血液から成長因子のみを取り出しそれを乾燥させ粉末にしますので白血球や血小板などの細胞成分が全部取り除かれます。

効果が期待されている疾患について当院では肘、膝、足関節の靭帯損傷、肩、肘、膝、足関節の軟骨損傷に主に使用する予定です。新しい治療のため何にどれくらい効果が出るのかは不明ですが、変形性膝関節症にPFCを投与した日本の整形外科医の報告では60-70%くらいの方に効果があり、1年間後も効果は持続したとなっています。ヒアルロン酸やリリース、リハビリといった治療を行っても満足のいく結果が得られない場合に当院では使用していきます。

実際の治療について自分の血液を50mlほど採取します。それからPFC作成に3週間ほど時間を頂き自分の成長因子のみ取り出します。痛んだ組織に水で溶かして成長因子が多く含まれるPFCを注入します。注入は1回で行う時と2回に分けて行う時とがあります。

PFC治療